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大阪天満宮流鏑馬神事を見る。の巻

2014年も、秋の風物詩となった大阪天満宮流鏑馬(やぶさめ)神事が開催されました。

当日は天候にも恵まれ、絶好のコンディションの中、天満宮参道にはたくさんの観光客が訪れていました。
流鏑馬神事とは、平安時代から続くもので、走る馬から弓を射る儀式。大阪天満宮では戦国時代に初めて奉納された記録があるようです。江戸時代に一時中断されたものの、その後復興されて代々続く伝統の行事だそう。
なお、この天満宮の流鏑馬は、通常のものと違い「半弓」と呼ばれる小さな弓を的に向かって打ちます。これは、周囲に民家が密集してしまい危険を避けるなどの点で配慮されたと考えられるとのこと。確かに、各地で開催されるものを見ると、大きな弓で矢を射ます。周りには家などなく、広場などのオープンスペースか、森や林が背景になっている場所で行われていますね。弓は、当たれば人を傷つけてしまうので、町中にある大阪天満宮ではそれに配慮した形になっているとのこと。

今回、関西大学馬術部から2頭の馬と騎手が選ばれました。
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まずは天満宮で神事がはじまり、その後、走行する参道をお祓いします。次に、3つの的の位置を決めるため、扇子を投げて的の位置を決めます。その後、流鏑馬神事を3度行い、的を討ちます。
今回は、YouTubeに動画を上げましたのでご覧ください。


2014年大阪天満宮流鏑馬神事~お祓い - YouTube


2014年大阪天満宮流鏑馬神事~お祓い帰り - YouTube


2014年大阪天満宮流鏑馬神事~扇子投げ - YouTube


2014年大阪天満宮流鏑馬神事~扇子投げ帰り - YouTube


2014年大阪天満宮流鏑馬神事~ - YouTube


2014年大阪天満宮流鏑馬神事~帰り - YouTube